WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

投資はいいぞ

本日はドル円が103円になるほどの動きを見せ、日経平均は前日比500円近い下げで引けた。もちろん僕の保有株もガッツリ持っていかれた。こんなのってないよ…あんまりだよ…。

 
しかしそれでもあえて言おう。投資はいいぞ。
 
投資のメリットは多い。社会情勢を気にかけるようになったり、日々が刺激的になったり、リスク分散にもなる…たぶんネットで検索すれば大量にオススメ理由が見られることだろうし、その多くは間違っていないだろう。しかし数多くあるメリットの中で僕が投資を続ける理由は、そのモチベーションはなんだろうか。
 
ひとつ、大きいのはお金だ。僕みたいに一般サラリーマンをやっていると、当たり前だが月々の給料はある程度固定されるし、順調にいった場合でも将来的な収入の伸びはある程度予想できる。将来が見えるほど恐ろしいものはない、だがそこに投資によるプラス分が絡んでくるとなると僕の未来における収入は少し不透明感が増す。見通せない未来には希望が持てる。だからこそ僕は必死にスクリーニングで企業を探したり、決算資料を読むのに躍起になったりするのだ。
 
だけどお金だけが目的だったとしたら、たぶん投資は引退してたようにも思う。僕が投資を始めたのはリーマン前で、リーマン以降の低迷期を思いっきり体験させられている。ココ最近の暴落はあの頃を思えばまだ優しいものだ。もしお金だけがモチベーションなら、マイナスにこりて投資から遠ざかっていたはずだ。
 
それでも僕がまたマイナスを背負っても投資を続けているのは単純に株式投資が趣味として好きだからだ。自分で調査して、自分のお金で投資する…そして自分の分析・考察が正しいかが判明するまでの間、それはなかなかに得がたい娯楽だ。分析ミスは多々あるし株価の急激な動きに焦って売買してしまうこともあるが、その時はまた次への反省にすればいい。TRY AND ERRORもまた楽しいものだ。
 
ここ最近は相場が荒れている。イギリスのEU離脱の有無がはっきりするまで、いや、その後もしばらく荒れた相場は続きそうだ。保有株の下げは辛いが、荒れた相場は優良株を安く買えるバーゲンでもある。今はその日その日の値動きにビビらずに、釣られ安になっている銘柄を拾っていければ…と考えている。上げも下げも楽しい、みんな…株式投資はいいぞ。