僕の部屋は狭い。本来はウォークインクローゼットとして設計されたスペースを嫁さんとの必死のネゴシエーションにより僕の部屋として使っているからだ。一畳もないくらいの広さではないだろうか。しかし僕は満足している。
今回はそんな僕の部屋で活躍しているメインPCとその他こまごましたものを紹介したい。
僕の部屋(WIC)
これがざっくり僕の部屋の全容。狭い。(確信)
ディスプレイはそれぞれ21",22"で並列させるスペースが無いのでモニターアームで場所を稼ぎつつななめ置きしている。
モニターアームはエルゴトロン!アルミの質感が美しく、位置や角度の細かい調整が出来、ピタッと止まる質感は見事の一言だ。多少高いのが玉に傷だけど。
で、肝心のマシンだ。この部屋には下記のマシンが在住している。メインで使っているのが赤枠で示す【Brix Pro GB-BXi7-4770R】だ。
Brix Pro GB-BXi7-4770R
Brix Proはベアボーンキットだ。購入したのは2014年なので若干型落ちしているが、基本スペックは下記の通り。
Size:62 x 111.4 x 114.4 mm
CPU:Intel Core i7-4770R3.90 GHz (Haswell)
Graphics:Intel® Iris™ Pro graphics 5200
2.5inch ハードドライブ(1 x 6Gbps SATA3)<自分で用意!>
1 x mSATA SSD用スロット<自分で用意! 任意>
2 x SO-DIMM DDR3L用スロット(1333 / 1600 MHz)<自分で用意!>
4K表示出力対応 (HDMI出力:4096 x 2304)
ベアボーンキットって?
PCを自作するとなるとケースから基板、そしてそれに搭載する様々なものを自分で見繕うことになるが、これが人によっては結構面倒な作業となる。僕も面倒に感じたクチだ。そういう人向けにある程度のパーツを用意してくれているキットがベアボーンキットだ。このBrixについて言うと、記憶用のハードドライブとメモリ、そしてOSだけ準備すればPCとして完成だ。
素晴らしいサイズ感とゲーム可能なスペック
Brix Proはゲーミングを目的としながら限界まで小型化に挑んだ機種だ。全く関係がないけどオムロンの体温計があったのでサイズ比較として置いてみる。どうかサイズ感を感じてほしい。
純粋にサイズだけに拘るならばIntelのNUCシリーズでいいかもしれないが、僕はPCでゲームがやりたかった。となるとそれなりのスペックが必要になる。CPU、そしてグラフィック。一昔前ならばオンボードのグラフィックでゲームなんて…というイメージだったけれど、Iris™ Pro graphics 5200は意外に頑張ってくれた。プレイしたゲームはCiv5、Starcraft2、Portal2などで、ここらへんのゲームをデフォルトの設定で動かすには十分なスペックだ。
インターフェースは下記の通り。普通に使用する分には不足ない。
USB3.0×4
HDMI × 1/miniDisplayPort × 1
ギガビットLAN
ヘッドフォン、S/PDIFの両対応端子
ケンジントン(盗難防止)
排熱と騒音は我慢!
小型密集設計は何が厳しいかというと、熱だ。ブラウジング程度なら全く問題にならないが、ゲームを起動すると筐体内体積の1/3くらいを占めている大型ファンが唸りを上げて回り始める。大いなる処理能力は大いなる排熱を伴う。
騒音はプロジェクターのごとくなので、気になる人には厳しい。排熱に関しては、ドアをクローズしていればこの冬のWIC内はエアコンなしで快適に過ごせるレベルで熱が放出される。つまるところ夏は地獄だ。
熱はPCだけでなく4K録画対応のビデオカメラや、発展著しいスマホなどでも共通の課題、何かブレイクスルーは起きないものかね。
Skylake世代も
時代は変わり、PCも変わった。Brixシリーズは今も続いてて、Skylake世代のものも出ている。
排熱と騒音は小型PCの宿命だが、サイズ感が気になったなら試してほしい一品だ。首都圏の土地代は高い、どんどん小型化してスペースを少しでも広く使えるようにしよう。組立も楽でパーツもほぼそろえなくていいので、自作にハードルを感じている人にも勧められるかと思う。
(※ゲーミングにはグラフィックが重要なので、やりたいゲームの推奨環境を確認してから購入検討するように!)
おまけ:その他の端末
MacBook Air
スタバの入場券。スタバでのドヤリング・ネットサーフィンのために購入したけど、サンマルクの株を買ってからはスタバに行くことが無くなってしまった。ここでは誰もMacを広げません。僕もタブレットとスマホで十分。
部屋の外で作業する時とかに持ち出している。
Raspberry Pi 2 Model B
小型・教育用コンピュータ。現状ではLEDがチカチカするだけ。いつか子供にこれでコンピュータ教育したい。(その前に僕が勉強しないと)
Nexus 7 2013
KindleとBBC 6minute EnglishのためのAndroid機。たまに外に持って行ってテザリングからのブラウジングを担当していたけれど、Xperia Z5はそこそこ画面サイズがあるので最近は家で留守番していることが多い。
iPad mini3
前職の年末ビンゴ大会で当ててしまった。これを貰ってからの退職は心苦しかった。日経ビジネス専用端末と化している。
ガンダムエクシア
ガンダム00の主人公機にしてヒロイン。ガンプラって樹脂成型技術のキワミだよね…