WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

長続きしてるスプラトゥーンと心が折れたStarcraft2

はじめに

社会人となった僕はゲームをする時間が格段に減った。そんな中でも未だ僕の心をつかんで離さないゲームがある。スプラトゥーンだ。

ではその前は何をやっていたのか。ダクソ2にP4U2、トトリ・メルルのアトリエにCiv5に…挙げればキリがないが、プレイ時間で見てもっとも長いのはStarcraft2(以下スタクラ)だろう。

 (ちなみに僕は前作のHeart of the Swarmまでしかやれてない)

 

絵柄もジャンルも大分違うがスプラトゥーンもスタクラもプレイヤー対戦がメインコンテンツだ。今、僕はスプラトゥーンでS+になることをライフワークとして日々(週間)邁進している。かつてはスタクラでも同じような志を持ってプレイしていた、のだけど心が折れてしまった。なぜだろう。

ちなみに僕のウデマエはスプラトゥーンはS(2/11番目の階級)、スタクラはプラチナレベル(4/7番目の階級)で、その程度の人の話だと思っていただければ。

スプラトゥーン

今となっては説明不用な有名ゲームだろうけど、おさらいの意味で一応説明。ジャンルはアクションシューティングで、これまでのシューティングと違ってエイムへの依存度が低く、相手を直接倒さなくても周囲を塗ったりスペシャルで援護したりとライト層でも十分にゲームを楽しめるように設計された名作ゲーム。勝つために必要なものは戦況をきちんと確認できる目と、味方を信じて協力する心、あとはエイムと反射神経もあるにこしたことはない。メインコンテンツは4対4からなるガチバトルで、2チームに分かれて陣地取りをしたり獲物を相手陣地にタッチダウンしたりヤグラに乗ったりする。本当に面白いゲームだけど、僕が未だにS+になれてない点と96ガロン凸のインク管理がきついのだけは残念。(我儘)

Starcraft2

こちらは日本ではマイナーだね。ジャンルはRTS(リアルタイムストラテジー)。Civなどターン性のゲームと違い現実と同じ時間間隔でゲームが進んでいく。リアルタイムで資源を集め、それを元に施設を建てたり兵士を作ったりし、最終的に相手を打ち滅ぼす…心をへし折って降参させた方の勝ちだ。勝つためには相手をきちんと偵察して戦略を読み、それに打ち勝つ戦略を用意する戦略眼(マクロ)と、ユニットを細かく操作する操作量(ミクロ)。どんなゲームか想像がつきにくい人は実際の対戦動画を見てみると分かりやすい。

スタクラも4対4 まであるが、メインコンテンツは1対1だ。こちらも本当に面白いゲームだけど、テランとザーグの2種族がうっとおしいのだけは残念。(我儘)

成長期はどちらも最高

ゲームを初めてすぐは右も左も分からない。これはどちらのゲームも一緒だ。こうした初心者時期は操作に慣れていったり、ネットで動画やWikiで調べものをしたりでグングン実力が伸びていく。そして出来ることが増えるにしたがって自分のランクも上がっていく。この時期は楽しい、本当に楽しい。

 

壁にぶつかる

ある程度のレベルになってくると、周囲のプレイヤーもそれなりにプレイし、勉強してきたプレイヤーばかりになる。そうなると毎度毎度の試合はギリギリのせめぎ合いになり、ちょっとした知識や技術ではなかなか勝ちが続かなくなる。いわゆる壁にぶつかるってやつだね。ここからはランクの上がり方も緩やかになるし、何より自分の成長が分かりにくくなる。勝ったり負けたりを繰り返しているうちに上を目指すヴィジョンがかすんでいく…僕にとってはここが限界じゃないんだろうか。焦る気持ちとは裏腹に、勝ちと負けの割合は中々変わらない。今まで7割で勝てていたものが5割、下手するとそれ以下になる。

味方が悪い

スタクラは1対1、負けはすべて自分の責任であり、反省して次の勝利につなげる必要がある。しかしスプラトゥーンは4対4だ、負けた時は味方のせいにできる。「味方リッターがダイナモを排除できなかった!クソ!」とか言って自分への責任を回避できるのだ。これだけ見るとスプラトゥーンの方がウデマエ成長が遅そうだが、問題はそこではない。負けの責任を認めるというのは、なかなかエネルギーを使うことだ。それが続いた僕はゲームが、スタクラが面白く感じなくなっていき、対戦の回数もどんどん減っていった。プレイ回数が減るとウデマエも下がる。こうしているうちに僕はスタクラをプレイしなくなっていった。

 

対象にスプラトゥーンでは「味方がクソ!」と叫びながら次々対戦を繰り返していった。もちろん自分が戦犯となった試合もあったが、それでも味方のせいにすることで続けていった。もちろん自分の責任を顧みないプレイスタイルは成長効率が悪いのだけど、プレイすることで少しくらいは経験の蓄積が出来る。継続は力なりというけど、そういうことだ。今はS80程度、運が絡めば十分にS+が狙えるのではないかな?

 

最後に

味方がクソだった。褒められるスタイルではないかもしれないが、ゲームとは楽しむものだ。精神に負荷をかけながら上達しても、僕は面白くないんだ。もちろん上を真摯に目指したい人はガンガン負けを振り返って成長していけばいい。ゲームは仕事ではない、楽しむことができれば成長してもしなくてもいい。ランクを目標として頑張るのも、目標がある方が楽しいからだ。

 

今後も僕はキルデスがマイナスになっている味方を1人ディスりながら、楽しくスプラトゥーンをプレイしていこうと思う。