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「2歳の男の子が喋るわけないじゃん」の一言に救われる

ムスコが喋らない。
2歳になるころには2語文くらい話せるようになるのが普通らしいけど、我が家のムスコは未だ1語すら話さない。なんなら喃語すらあまり喋らない。

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1歳半くらいまでは検診で小児科の先生に相談しても「2歳までは個人差あるから」と言われ、そんなものかと思いながら半年が経ち、2歳になっても何も状況は変わらなかった。同年代の子供を持つ同僚は既にパパと呼ばれ始めていた。不安は加速した。

療育センターでの発達検査

流石に何かあるんじゃないかって想いに駆られ、療育センターに行き始めた。聴力は問題なし。認知や運動能力は特に問題がなさそう。が、コミュニケーションは確かに遅れ気味…というのが最初の診断結果。

何回か通ううちに【新版K式発達検査】という、もうちょっと突っ込んだ検査をすることになった。詳細は省くが、【言語・社会】の発達レベルは1歳程度と診断。他の能力が年齢相応ということで全体としては正常の範囲内に収まったものの、2歳にして1歳程度の言語能力というのはショッキングだった。 日頃から夫婦とも、結構しゃべりかけてるんだけどなぁ。。。

そうするうちにイヤイヤ期へ

そんなこんなしてるうちにイヤイヤ期が始まったようで。外に行くのを極端に嫌がったり、食事の時にスプーンを投げたり。

で、言葉が話せない…というよりコミュニケーションが取れない状態なので、どこに不満があるか分からないし、諭してもコチラの意図は伝わらないしで、疲弊するしかないわけで。

疲れちゃって、どうにかしたくて。グーグル先生に答えを聞いてみるんだけど、出てくるのは当たり障りのないオピニオン記事や不安を煽るだけの記事ばかり。僕が欲しがってたものはそんなもんじゃないんだよ。

職場で、愚痴る

Twitterやブログでは愚痴っぽい僕も、普段の生活では愚痴は抑えているんですよ。(アルコールが入ってない時は)

でもプライベートが上記な感じで、仕事もドタバタしてプレッシャーかけられちゃってて、ついつい職場のお姉さま(僕の一回りくらい上、高校生の子供有)にムスコの事をポロッと漏らしちゃったんですよね。

そしたら「2歳の男の子が喋るわけないじゃん」ってね。「ウチも2歳のころなんて全然だったから。そのうち喋るようになるよ」とも。

たったそれだけの言葉なんだけど、気が楽になったんです。今まで「2歳は喋ってて当然!」みたいな空気感にしか触れてなくて、【喋れない=異常がある】って見方が凝り固まっていたわけだけど、そうか、喋らなくても普通だって世界もあるんだな、と。

まとめ

今日もムスコは、まぁ喋らないわけですが、以前よりは気にならなくなった。そのうち不意にしゃべるんじゃないか、保育園に行き始めたら一気に伸びるんじゃないかって、楽観する余裕ができたかなーと思います。

キツイ状況にあるときって、当事者だけで話をしているとネガティブな方向に行きがちで視界も狭くなるので、とりあえず外部に話を持っていくのも悪い物じゃないなと思いました。キツイ状況って大抵は悩んでもしょうがない状況のことが多いしね。