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子供の手術予定が立ち消えになったようです

本日、仕事中に嫁さんから一報が入り、ホッと一息つきました。

「今の様子なら手術しなくてもいいって!」

この一言が出てきてくれて、本当に良かったです。

ムスコは陰嚢水腫という症状を抱えてうまれてきました。未熟児で生まれた赤ちゃんでは比較的多い症例だそうです。緊急度が高い病気ではなくて、実害としては見た目に問題がある程度のものです。小児外科の先生は、手術の記憶が残らない小さい内に治した方がいいという考えで、手術を勧めてくれていました。

ただ、両親たる僕や嫁さんは手術に前向きにはなれませんでした。赤ちゃんの手術は、絶対に動いたりしないよう全身麻酔で行われます。麻酔科医を信用していないわけではありませんが、やはりあの小さな体に全身麻酔を施すのは不安が残ります。

「1歳になるまでは自然に治ることもある」と言われたこともあり、1年間経過を見守っていました。今年の1月時点、10ヶ月になる頃でも陰嚢水腫は治っておらず、もう自然治癒の芽は無いかも…などと半ば諦めていました。GWあたりで、僕の時間が取れるタイミングに手術か…そんな話をしていた矢先に、冒頭の一報です。嬉しく無いわけがありません。

今日の帰り際、あまりに嬉しかったのでムスコにプレゼントでも上げようと、駅構内の本屋に立ち寄りました。いい感じの絵本は無いかなーと本棚を眺めていた所、1つ目をひく物を発見です。

母親視点の絵本です。生まれてきた赤ちゃんが、成長して子供になり、やがて大人になって子を産み、そして老境へ…というところまで思いを馳せ、その時に1つだけ願いを託します。ページをめくると、この1年で培った思い出や、これから訪れるであろう子供としてのムスコ、大人になったムスコへの想像があふれてきて、涙ぐんでしまいました。いやはや、恥ずかしいもので。

ま、何はともあれ無事平穏な心境でゴールデンウィークに突入できそうで何よりです。家庭がうまくいっているのが一番重要です。仕事はぐだぐだ、検討しなきゃいけない事項は山積みだけど、充実感を覚えています。

 

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先日1歳になったので。

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最近は数秒程度なら立った状態で静止できるようになりました。ハイタッチやバイバイなどのジェスチャーも見せます。かわいい。