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日経ビジネスの定期購読をやめた3つの理由

日経ビジネスの年間購読の更新を案内するはがきが来ました。

年2万程度ならいいかなー、と今まで購読を続けていましたが、今年は一旦止めることにしました。

止めた理由を述べる前にフォローしておきます。日経ビジネスの定期購読は値段を考えると悪いものではありません。旬な出来事についてテレビやネットニュースよりつっこんだ解説があり背景の理解に役立ったり、毎号の特集は自分の知らない分野について興味を芽生えさせてくれたりと、得られるものはありました。連載「トヨタ生産方式を作った男たち」も面白い読み物です。

じゃあなんでやめたの?というと3点の理由があります。

週1更新が処理しきれない

日経ビジネスは100p超のボリュームがあり、読むのにそれなりの時間がかかります。

僕の読書タイムは専ら通退勤の電車の中です。まともに読書できる状態にあるのは満員電車にならない区間だけなので片道10分、往復で20分、週に2時間弱といったところですね。

目次に目を通して興味のある項目から読んでいくわけですが、目を通しきれず次の号が配信されてしまう事が度々ありました。特に、日経ビジネスの他に読みたい本が溜まっている時はこの傾向が顕著でした。

情報には鮮度があるので、古いものに目を通す事はあまりありません。結局、古くなったものは読まれないまま流されていくわけです。そうなると、お金の無駄ですね。

当たり外れが大きい

特集は玉石混交です。面白そうなものがあれば、パッと見で流してしまうものもあります。

特集がダメでも世界鳥瞰や企業研究のページは面白いし、勉強にはなります。しかし割いているページを考えると、特集を丸まる抜いて読むのはもったいないものがあります。

このあたり、雑誌毎の購入じゃなくて記事別に購入が出来れば良いんですけどね。デジタルなんですし、そういうビジネススタイルを試してくれると嬉しいのですが。

実生活に影響が無い

日経ビジネスを読む事でニュースに詳しくなります。しかし、それを披露する場、利用する場が僕にはありませんでした。上のクラスの人が持っていると有用な情報が、僕に取って有用だとは限らないということです。

同僚との世間話も、僕は技術系なので、ビジネスよりテックやガジェットの話の方が多いです。日経ビジネスよりImpressのwatch系を見ている方が雑談の種になります。

企業研究で紹介された会社について、投資対象として興味を持った事はありますが、今の所は投資にまで至った銘柄はありません。

結局の所、「読んでて面白い」で止まっちゃっています。そして、それなら積んであるKindle本でもいいのです。ニュースより本の方が深くて賞味期限の長い情報が手に入りますしね。

まとめ!何かを叩いている日経記者はホント楽しそう

やめた理由については以上です。定期で読む必要性もリソースも無いので、今後は特集に興味が湧いたものだけ買っていくスタイルに移行します。

余談ですが、日経ビジネスで最も勢いがある記事って、何だと思います?

僕は何かしら、攻撃するような記事だと思います。

最近だと東芝が的になっていますね。行間からちょいと正義感に酔っているような感情が見え隠れしているようで、人間味を感じます。書いている人はノリノリでしょうね。

僕もノリノリでブログを書けるよう、攻撃の的を絞ったような号は、確実にチェックするようにしたいです。

 

こんな記事も書いています。

temcee.hatenablog.com

「トヨタ生産方式を創った男たち」面白いです。