WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

成長すること無く継続出来ることへの嫉妬

昔はPCゲームをよくやっていました。ライフワークたるCivilizationシリーズ以外に、一時期ハマったのが、RTSであるStarCraft2です。

僕はハマったゲームについては、プレイするだけでなく人のプレイを見て楽しんだりもするタイプです。特に対戦ゲームたるStarcraft2では、プロの試合から始めたばかりの人の試合まで、プレイ動画を漁ってはよく見ていたものです。

先日、育児のスキマ時間ができたので、ふとニコ動でStarcraft2動画を検索してみました。リリースから時間が経っており、日本ではメジャーでもない、このゲームに新着の動画なんてあるのかなと思っていたところ…きちんと最近アップされた動画が引っかかりました。その動画は、僕がかつて視聴していたプレイ動画シリーズ、その最新投稿だったのです。

 

www.nicovideo.jp

 megmilkさん、あなたまだZergで戦い続けてたんですね。

変わらない雰囲気

僕がStarcraft2を真面目にプレイしていたのは2013~2014年くらいです。投稿主のmegmilkさんは僕がStarcraft2を始める前から、定期的にプレイ動画を投稿していました。動画の様式は、対戦のリプレイ動画を等速で流しながら、字幕付きのゆっくりボイスで解説を入れたり世間話をしたりするスタイルです。懐かしさを覚えながら動画を見てみると、かつてと変わらない雰囲気、腕前、そして視聴者数のように感じました。

プレイ動画作成は面倒くさい

プレイ動画の作成は面倒な作業です。プレイをそのまま流すならともかく、見所のある対戦のリプライを選別して字幕をいれ、ゆっくりの声を入れる程度の編集をするとなると、作成やエンコードでそれなりに時間を取られます。*1megmilkさんの凄い点はこの面倒なプレイ動画作成を、「成長」することなくつつける事が出来ている所です。

成長はモチベーション

プロゲーマーのウメハラが、今年の公演にて「ゲームに飽きるのは成長しない事に飽きたんだ」という事を話していました。この講演内容に、僕はひどく共感した事を覚えています。

nlab.itmedia.co.jp

対戦ゲームの場合は特にですが、成長を感じられなくなったら途端に面白くなくなります。Starcraft2は最上位と最下位以外は勝率が5割になるように対戦が組まれて「勝利」によるモチベーションが得られないので、特にこの「成長」という点がモチベーションに大きな影響を与えます。

また動画の投稿に関しても「成長」の指標になる物はあります。それはコメント数と視聴者数でしょう。沢山人が見てくれて、コメントを貰えれば、動画を投稿する人としては嬉しいですし、それらの数が増えていけば「もっと面白い物を投稿しよう!」という考えにも繋がります。

ゲームの腕前、そして動画に対するフィードバックの数。これらが成長している間はどちらも楽しくこなすことができるでしょう。しかし一旦それが止まってしまうと、どうなんでしょうか。

同じ位置で継続し続ける難しさ

どちらの成長も求めればキリがありません。一定以上の水準を目指すのは修羅の道とも言えるでしょう。だからといって「ここでいいや」と留まることを選択すると、いずれ飽きがやってきます。成長せずに継続し続けるというのは難しい物なのです。

だからこそmegmilkさんは凄いのです。もはやプレイ動画の投稿が週1のジョギングくらいの認識で、生活の一部になっているんじゃないでしょうか。これは趣味の在り方としては羨ましい限りです。

何しろ成長に向けてガツガツとPDCAサイクルを回す事無く、純粋にゲームと動画投稿を楽しめているわけです。そこには義務感など無ければ、他者との比較する or されることによるストレスもないはずです。

僕はついにこの境地にまで至れませんでした。繰り返されるラダー、均等する勝利と敗北、上がらないランクと視聴者数…それらは僕からStarcraftや動画投稿を遠ざけてしまいました。

気楽な趣味への憧れ

新しい事を始めるのは楽しいものです。知らない事だらけで成長余地が沢山あり、はじめは手当たり次第の情報を取り入れていく事で大きく成長できます。しかしいずれは壁にぶつかり、そのうちに遠ざかり…と、僕の人生ではこの繰り返しが沢山行われてきました。

そうした生き方をしているので、落ち着ける場所が欲しいというか、何にも干渉されず、純粋に楽しめるような趣味が欲しいなと思う次第です。

いま僕の趣味の中で、その境地に近いのがCivilizationのプレイです。Civはいいです、未開のマップに開拓者が最初の街を建てるときのあの興奮は、シリーズを経て自身の年齢も重ねて来てなお、新鮮さを感じます。それだけに、プレイ時間が長く、気軽に取っ掛かれる物ではない点は残念ですね。

 

こんな記事も書いています。

temcee.hatenablog.com

この後はアステカのモンテズマで征服プレイをしました。記事にしたいですが、なかなか時間が取れません。

temcee.hatenablog.com

 

*1:ちなみに僕もプレイ動画作成の経験者です。