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ドラえもんに会うため登戸の藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました

「子供が成長してきたので、そろそろドラえもん楽しめるんじゃないかな?」

嫁さんがそう提案してきました。実際のところムスコはまだ1歳になったばかりで、ドラえもんどころかアンパンマンすら良く分からず、何でも口に運ぶモンスターなんですが…。

まぁ小さい頃から見聞を深めるというのは良いことです。そんなわけで、ファミリーで川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました。

川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム

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アクセスと入館料

アクセス:我らが南武線 登戸駅から直通の市営バスが運行
入館料:日時指定の事前予約制
    大人・大学生  1,000円
    高校・中学生  700円
    子ども(4歳以上) 500円
館内ベビーカー不可
休館日:毎週火曜
    年末年始

基本情報はこんなところです。日にちだけでなく時間も指定して予約が必要、という点は要注意ですね。

僕らファミリーは10時開館の時間で行きました。入れ替わり制ではなく、いつ入館しても閉館までいることができます。なので、人が比較的少ない10時で予約するのがいいかと思います。

入館→はらっぱへ

登戸駅からバスに乗り、10分もしないうちにミュージアムにつきます。ミュージアムができて5年以上が経ちますが、開館前は長蛇の列です。世代の幅も広さが、藤子F先生のすごさを物語ってますね。

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入館前にもちょっとした展示やお土産のアッピールがあります。

子供の日、近づいてきましたね。季節によって展示が変わるとなると、リピートせざるを得ません。

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入館時に一部展示エリアは撮影禁止だという旨が伝えられます、残念。原稿など重要度の高い展示はすべて撮影禁止エリアにありますので、興味がある人は直接見に行くといいです。

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入館後、順路をすっとばして、3階のはらっぱに直行します。

はらっぱはドラえもん・パーマン・オバQなどの人気キャラがいるフォトスポットです。入館時間まもなくは人が少なく、撮影スポットを訪れるのにはいいのです。

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ドラミちゃん、カワイイですね。

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どこでもドアは特に人気な撮影スポットでしたね。ドアをフレーム枠ピッタリに収めて撮れば、さながらどこでもドアで違うところに行っているような写真になります。

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ピー助とドラえもん・のび太。大長編ドラえもんはどれも素晴らしい出来で、子供のころは磁気テープが擦り切れるまでビデオを見ていました。

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コロ助の鼻に興味しんしんなムスコ氏。僕の知っているキャラクターが、子供も認識するようになるのかな?と思うと、感慨深いです。

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オバQはあまり詳しくなかったりします。

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パーマンも同じく。アイサツしてくれているのに、すまぬ。

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ギフトコーナーにあるアンキパンの吸引力

はらっぱの片隅にはギフトコーナーもあります。ミュージアムのショップは別にあるんですが、こちらのギフトコーナーは小さくおしゃれな感じで、僕は好きです。

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扱っているものもオシャレです。こちらはルピシアとコラボした紅茶です。メロンパンとどら焼き…なかなか攻めたラインナップです。サンプルからは甘い匂いが漂ってきました。

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アンキパン!ひみつ道具って感じがいいですね。ドラえもんらしさに遊び心がり、お土産にはぴったりです。

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アンキパンのそばではのび太が昼寝していました。勉強しろ。f:id:temcee:20170415200127j:plain

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ミュージアムカフェでランチ

はらっぱで一通り写真を撮った後は、展示を見る前にランチタイムです。ミュージアムは飲食物の持ち込みが禁止で、必然的にカフェは混みます。早めに済ませておくのがいいでしょう。

ジャイアンがお出迎え。f:id:temcee:20170415200529j:plain

カフェ内も凝った内装をしているのですが、さすがに写真のためにチョコマカ動き回ることはできませんでした。

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嫁さんは「四次元ポケットプレート」を注文。ところどころにひみつ道具を模した料理があります。

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僕は「新ドリアもん+(プラス)」を注文。ミートソースベースのドリアにあんこをぶち込んだ、チャレンジングな料理です。この料理にGoを出した人はなかなか愉快で肝がすわってますね。

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スプーンですくってみると、ほんとにアンコが見えてきましたよ。おかしいでしょ、何考えてるんだ…と思いながら一口。

不味くはないです。激アマのミートソースって感じですね。面白い食レポができず、申し訳ない。

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みんなのひろばでガチャ

ランチ後も展示エリアにはいかず、漫画コーナーとみんなのひろばでノンビリします。ミュージアムとはいったい…。

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漫画コーナーでは藤子先生の作品が普通においてあり、好きに読めます。子供だけでなく、大人も読み返している人が多かったですね。

みんなのひろばは遊び場です。子供向けの、SF(少し不思議)な空間ですね。

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今やっている大長編ですね。ポスターは大変アーティスティックで、惹きつけられました。

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また、ここではガチャができます。僕は過去にパズドラ課金をしてしまった反省から、ガチャを禁止しています。しかし嫁さんはそんな縛りが無いので、ガチャガチャやってました。

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キッズスペースで子供も満足

未就学児の子供が遊べるスペースもあります。ムスコはずっと抱っこされていて元気が有り余っていたので、ここで存分に遊ばせてあげました。

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トンネルあるよー、って言ってもなかなか興味を持ってくれません。子供って天邪鬼ですよね。

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ノリノリ。

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積み木はまだ積むことができず、投げ捨てるのみです。

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展示エリアから、きれいなジャイアンへ

ようやく展示エリアです。といっても写真はありません。カラーの生原稿や、透過ディスプレイを使った漫画の描き方講座など、面白い展示が目白押しです。常設部と企画部に分かれており、後者の方は時期折々で違うものが展示されているんでしょう。漫画原稿なので、普通に読み進めるだけでも面白いです。

さて、この展示エリアから脇に外れたところに撮影可能なエリアがありました。そこではドラえもんの人気キャラに会うことができます。

人気キャラ…きれいなジャイアン…です。

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一定時間が経つと、泉に沈んでいきます。シュールです。

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Fシアターを見て、さようなら

展示を見終え、残るはFシアターのみとなりました。

Fシアターは短編アニメを見ることができるシアターで、一定時間ごとに上映をしています。こちらも展示と同様に撮影は禁止です。

久々にしゃべっているドラえもんを見ました。ドラえもんの声が変わったのは、何年前からでしょうか。そのころには既にドラえもんを見ていなかったので、正直なところ声に違和感はありました。

けど、やっぱりドラえもんはドラえもんでした。作品のエッセンスが別のところにあるからなんでしょうね。そうしたものを残し、作品が後世に伝えられ、また新しい広がりを見せていく。漫画の持つ力って、すごいものですよね。

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まとめ、家族みんなが楽しめるミュージアム

ファミリー向けの施設でもファミリー全員が楽しめるものって中々ありません。藤子・F・不二雄ミュージアムは珍しい例外です。作品自体が全世代に通用するというのもありますが、このミュージアム自体が、だれものけ者にしないよう配慮しているのかなと思います。「優しさ」を感じますね。

登戸駅は小田急線と南武線をつなぐ乗り換え駅のくせして、駅前の田舎感が酷いところです。ボロくてプレハブみたいなお店がたくさんあります。そんな登戸駅ですが、藤子・F・不二雄ミュージアムがあるというのは救いです。

みなさん、ぜひ南武線をご利用の際は、藤子・F・不二雄ミュージアムに遊びに行ってみてください。

 

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