WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

歳をとったら辛いことだらけだよ

子供の頃は辛くなることが少なかった。やること考えることはシンプルだ。勉強、遊び、部活、友人、家族…悩みは尽きなかったし辛いことも度々あったけど、大人になってから抱える諸問題に比べると、それらは全て微笑ましいで済ませられる事ばかりだ。

大人になってから僕を悩ませる問題、仕事だったり家庭だったり、交友関係だったり将来の不安だったり…それらは僕の子供時代に無かった、訳ではない。確かに存在していたはずだ。だが子供の僕はそれを認識してこなかった。子供時代は視野が狭く眼前しか見えてなかったのと、周りの大人達が僕がそれらに触れなくていいよう配慮してくれていた事が、僕をあらゆる諸問題から遠ざけていたのだ。

僕は大人になった。親にもなった。今度は僕の番だ。世のあらゆる理不尽や悲しみから家族を守らなければならない。大人になると辛い事ばかりだ。だけどその逆境の中でも折れず、なおかつ自分以外に起因するアレコレに殴られても膝をつくわけにはいかないんだ。

そんな大人たる僕なんだから、自分のことでどんな辛いことがあっても萎えるわけにはいかない。

東風3回まわして1度も聴牌できなかったこと。ドラ3を抱えて6順目リーチをかけても和がれず振り込んだこと。完全にひとり負けだったこと。世の中は理不尽だ。

だけど負けてはいけない。これまで積み重ねてきた負け試合の記憶が僕を支えてくれている。