WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

何に金を払ってるのかは理解しておきたい

VALUしかり仮想通貨しかり、ボラティリティが高い案件が最近盛り上がってます。

実際に手を、金を出している人達はそれらに銭を投げる時に何を考えているのでしょうか?「きっと自分より高く買ってくれる人がいるだろう」そんな意識が根底にあるように思います。ギャンブルだ、娯楽だと割り切ってやってるならそれでもいいでしょう。ただ真面目に一儲けを企んでいるとすると、これほど危険なことはありません。

価値あるものにはそれを担保するものがあります。通貨ならば国の信用力、株価なら企業の生産活動と言った具合です。投資家が投資先を考える時には、そういった担保を理解し、信頼してお金を投げるものです。

仮想通貨も元々は仕組み・技術が価値を担保するものだと理解しています。プラス、将来への期待でしょうか。その辺りについてしっかりした知識をつけ、自分なりの考えを持って取引に挑んでいるなら良いでしょう。しかし、何故その価格なのかという根拠が曖昧なまま、お祭り騒ぎとばかりに足を踏み出すと思わぬ痛手を負うばかりか、なんの教訓も学びも得ることが出来ません。

価値のわからぬものに金を出すべきではない、これはボラティリティの高いサービスに限りません。銀行員が勧めてくる投資信託、保険のお姉さんが勧めてくる冗長的な保険などなど、「勧められて何となく」となりがちなものは世に溢れるほどあります。

お金は大切です。少なくも、僕にとっては。

だからこそお金を手放す際には、自分は何に価値を感じているのか、何に対してお金を支払うのかを ハッキリ理解しておくべきじゃないかと思います。