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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

プラウドシティ南山を見学してきた

雑記

読み飛ばして良い前置き

マンションが欲しい。社会に出て衣食をたてた僕ではあるが未だ住の部分に関しては借り物だ。そんな僕の元には嫌がらせのようにマンション販売のチラシが届けられるのだけど、勤務地から遠かったり駅まで遠かったり…近場かと思って見学すると価格が最低で5000万半ばだったり…とにかく僕の望む物件は見つからなかった。そこで僕は考えを入れ替えた。僕は庶民、何かを犠牲にしなければマンションを手に入れる事はできない身分だ。そんなわけで駅のグレードを妥協、特急は止まらず乗り換え駅でもない、通勤はギリギリ許せる…そんな稲城駅のプラウドシティ南山の見学に行くことにした。

 

 

 電車を乗り継ぎ稲城駅についてから微妙な坂を登ること8分くらい、売り出し中のプラウドシティ南山にたどり着く。大規模マンションと謳うだけあってゴージャスな見た目に周りの建物と一線を画す存在感。これは僕向けではないかもなーなどと思いつつマンションギャラリーへ。ギャラリーに入るとテーブルに案内されて営業の人が説明に入った。稲城という街の特徴から始まりプラウドブランド、そしてプラウドシティ南山に関する怒濤の説明が続き、その後はシアターにてムービーを視聴。「稲城の発展に立ち会える歴史的瞬間」「世界一の時間を」などと購買欲をかき立てる文句に壮大過ぎだろとツッコミを入れつつ野村不動産の意気込みを理解した所でマンション周囲の環境を確認、その後ようやくマンション拝見という運びだった。初めての大規模マンション見学なので思う所は色々あった、以後は土地やマンション自体についてざっくり雑感を述べていこうと思う。

稲城市・駅について

訪問するまではあまりパッとしないイメージだったけど、営業さんによると「主婦が幸せに暮らせる街」で2位をとったことがある生活するにはもってこいの街、らしい。僕は会社員だから、会社員が幸せに暮らせる街の方が良いのだが。。。それはさておき、稲城駅は京王線の駅だが前述の通り特急が止まらない。ただし調布まで出れば新宿までの特急に乗り換えられるので都心へのアクセスはそれほど悪く無い。下り方向には三井アウトレットがある南大沢やそれなりに開発の進んでいる多摩センター・若葉台などの駅が近くにある、人ごみを避けてちょっとした買い物を楽しむならこの辺りに出かけるのもいいだろう。

で、稲城市自体はどうかというと、駅前に京王ストアとコナミスポーツがあったが、それ以外は印象に残っていない。駅前はよく言えば広く風通しのいい、悪く言えば田舎チックだ。周囲の感じも緑が多く道幅はゆったり、人通りもほどほどと23区外の東京らしいのんびりした感じのところだ。住宅街という言葉を形にすると、こういう街になるんだろう。

プラウドシティ南山周辺は今後に期待

稲城駅から坂道を登って10分はかからない程度のところにプラウドシティ南山はある。山とついているだけあり、高い場所に存在する。これを見晴らしが良いと捉えるか、坂ばかりで生活に苦労しそうと捉えるかは人によりけりだろう。僕的には歳とったら辛いレベルの傾斜と感じた。南山近辺は都市開発を行っている最中らしく、小学校や保育園、ベーカリーやスーパーなどが最近できたそうだ。これからドラッグストアができ、戸建ての増えてどんどん発展していくらしい。発展途上というとワクワクするが、それは現段階では不便だということでもある。スーパーが8時までしか空いてないのは結構なマイナスだし、開発に際して工事の砂埃などはどんなものかと気になる。

プラウドシティ南山の設備は豪華

で、物件自体はどうか。部屋に入るまでにマンションの共用施設を見せてもらったが、本が置いてある図書スペースに子供の遊び場、カフェ、コンビニ代わりの売店まで完備してあり利便性が恐ろしく高い。これが大規模マンションならではと行った感じだ。車も自走式立体駐車場を備えており車にも優しい。来客用のパーティスペースまであるが、需要はいかほどあるのだろうか。見学している間は楽しかったしテンションも上がったが、実際に共用スペースの金額もマンション代に含まれているわけで。僕にとってマンション、家は帰ってくつろげればそれで十分というのもあり、こうした共用スペースは必要なわけではないという点で購入へのモチベーションにはならないかった。僕は庶民だからねー、いろいろ地味でいいんだよ。。。

部屋は広く収納力が高い

共用スペースにはケチつけたものの部屋は80m^2以上のものが多く、さすがに広い。ウォークインクローゼットと、さらに広いフィットインクローゼットを備え、それ以外にも至る所に収納スペースがあり、嫁さんは興奮していた。設備もいいものが揃っている。シンクには生ゴミ処理装置が着いており、シェイクしてそのまま洗い流すことが可能だったり、室内乾燥やミストサウナを備えた浴室はゴムパッキンを排除したカビに強い構造になっている。このあたりは大規模マンションならではのスケールメリットが活かされているところだそうで。部屋の魅力はこれまで見てきたマンションの中でもピカイチだ。

 

総評

そんなこんなで見たこと感じたことを羅列してきたけど、最終的な僕の判断は「購入まではいかないなー」といったところ。理由として大きなところをあげると下記の通り。

  • 周辺地域の傾斜がキツイ
  • コミュニティが狭くなりそう
  • 共用スペースそんなに必要ない

まず始めにはやはり傾斜だ。うちにはシエンタくんがいるけどちょっとしたお買い物とか駅に向かうのに毎回坂の昇り降りが発生するのはマイナスが大きい。今はまだ僕も若いからいいけど、長く住むことを考えると老体にも優しいところの方がいいよね。まぁ年取ったらマンション売り払って便利なところに引っ越すという手段もあるけど…。

次にコミュニティの狭さだ。プラウドシティは400戸を超える戸数を有する大規模マンションであり、南山は今後開発されていく地域だ。小学校や幼稚園などもそれ用に新しく作られていて街づくりに対する本気度が伺えるんだけど、たぶん同級生の大半が同じマンションの子供たちになるんだろう。そう考えるとコミュニティが閉鎖的な感じがして、周りと仲良くやれてればいいだろうけど、そうでなければどこにも逃げ場がない感じになるんじゃないかってのが不安だ。

最後にマンションの共用スペース、豪華でインパクト抜群なのは確かなんだけど僕には必要ないなというのが率直な感想。購入費に共用部の維持費分も入ってるだろうし、それなら僕は防犯だけしっかりしててあとは部屋しかないシンプルなマンションにして少しでも安くしてほしい。営業さんからはこうした共用スペースは資産価値にも繋がるとは言われたが、資産という点で見るなら設備よりも土地の方が重要なんじゃないかな。南山は今後の開発次第で資産価値は出てくるかもしれないが、最寄り駅が相模原線で特急も止まらない稲城駅なので、うーんどうなんだろ。少なくとも武蔵小杉みたいな超絶発展はないだろうな。

 

というわけで立地とマンション種別からして僕とはマッチしなかったけど稲城は落ち着いてるし今後の開発で利便性も増すであろう、将来的になかなか面白そうな街だ。マンションも設備に対してお値段は4000万前半からと、そう高いわけでもない。人気があると営業さんが言っていたが嘘ではないと思う…といただいたお土産分のフォローを入れたところでこの記事の締めとしよう。僕の求めるマンション生活はまだ遠い。