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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

今週のポートフォリオと任天堂、ポケモンGoに期待すること

投資 投資-ポートフォリオ

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今週の日本株式市場における主役は?というとなんといっても任天堂だろう。昨年末あたりから最近にかけて2万円半ばから1万5千円前後まで値を下げていた任天堂(7974)だが、ポケモンGoの盛り上がりを受けて2万8千円弱になるところまで吹き上がった。僕の投資スタイルはファンダメンタル重視なのでPER200倍、PBR3倍以上の任天堂は完全に投資対象外だった、取り残された感はある。「財務諸表は過去の指標だし、そもそもが結構いい加減だから俺は好きな銘柄に投資する」そう言った任天堂ホルダーの友人の言葉が胸に突き刺さる。

 今週の雑感

ま、人は人なのでうらやんでも仕方がない。自分の保有株に目を向けてみよう。記事にもしたけどJT(2914)は利確。もうちょい長期で持たなきゃなーという思いは今でも変わらないけれど、それなりに大きく上がっていたので良しとするしかない。売ってから少し下げてきてるので、買場がきたらもう一度買いなおしてもいいかなと思う。他の保有株も全体的に回復傾向にある。いまいち大きな上げは見られないけれど、ハイデイ日高(7611)、味の素(2802)、サンマルクHD(3395)はジワリと回復中。ここら辺の銘柄はBrexitでもそこまで大きく下げてなかったところなので、戻りが弱いのはしょうがない。半面ガッツリ下げていたオムロンくん(6645)は何気に先週比で10%以上戻している。頼もしい限りだけど落ち方がひどかったし、多少はね?

 

Moresco(5018)もそれなりに上げてきている。第一四半期の発表が今週あったが、売上は前年比+1.8%、営業利益は-14.8%といまいちな内容だった。ここからさらに為替がマイナスに働いている影響などもあって利益面ではかなり厳しめな感じ。業績予想では第二四半期時点で営業利益は-6.6%程度としてあるので、下方修正も十分にありうる。とはいえ、利益が前年比で-15%となっても現状の株価水準でPERは1桁なので多少の業績悪化は織り込み済みなのかと思う。

任天堂、ポケモンGoへの期待

投資する目線で見てみる

 最初の方に述べたがポケモンGoが海外で配信され、その盛況ぶりがメディア、僕の場合はおもについったーを通して伝わってきている。とはいえ株価はPER的にはかなり高めだし、スプラトゥーンという話題作でWii Uプラットフォームを活性化させた昨年でも外貨建資産による為替差損の影響の方が営業利益の伸びを打消した。直接任天堂が打ち出しているわけではないポケモンGoとその関連で、どの程度の利益が生み出せるかは未知数だけど株価から透けて見える業績へのハードルは相当なものだろう。ポケモンブランドは普段あまりソシャゲをやらない、ゲームをやらない層をも引き寄せる力があるだろうが、その層がどの程度課金して遊んでくれるかは未知数だ。そういう意味で任天堂への投資はどうかというと、僕はやっぱり手を出せないかなー。

ゲーム好き目線でみると

僕はゲームが大好きだ。かつてはPSPモンハン率いるGK勢に属していた僕だけど、PSPの普及に努める傍ら研究室でみんなとDSマリカやポケモンなどなどを楽しむ背信行為を行う程度には任天堂も大好きだ。プレイ時間はへってしまったけど、ゲームへの思いはまだまだ僕の中で生きている。ポケモンGoはもちろん楽しみだ。

 社会人ゲーマーは少ない

ゲームはプレイすること自体楽しいのはもちろんだけど、周りのみんなとゲームの話をするのも楽しいものだ。しかし社会人になり時間が過ぎていくとゲームをする人はどんどん減っていった、ひとり…またひとり…。これは仕事や家庭で時間を取られているのもあるだろうけど、趣味としてのゲーミングが日本ではまだまだ一般的だと考えられていないのも一因かなと僕は思っている。社会人になっても旅行に行ったりスポーツしたり写真を撮りに行ったりと趣味はだれでも持っているだろう。ゲーム趣味だって時間や金銭的に十分成り立たせることができるはずだ。だけどゲームが趣味だという社会人は体感では驚くほど少ない。

 プロゲームは日本では一般的じゃない

海外では競技化されたゲームが一大興業としてそれなりに市民権を得ているように見える。日本でも最近はプロゲーマーの話題を見ることが増えたが格ゲー関連がほとんどで、ジャンルを超えたゲームという点ではまだまだ一般化されているようには感じない。競技化やメディア露出などがゲーム趣味の一般化とイコールになるわけではないけれど広告塔の存在は趣味人口を確実に増やしてくれるだろう。海外のプロゲームシーンなどでサッカーや野球みたいな感じでゲームで観客が熱狂しているのを見ると自分もやってみようかと思う人が出てくるし、経済効果があれば世間的に箔もつきそうだ。だけどまぁ日本でプロスポーツがすぐに普及することはないだろう。日本で人気のゲームジャンルが競技系ではなかったり、ゲームに対する社会的な視線かはわからないけど、日本ではそういう空気感ではないかなというのが僕の中に漠然としたイメージで存在する。日本における大人のゲーム人口を増やすのは難しいのではないか。。。

 ポケモンGoへの期待

で、そんな中でポケモンGoだ。ポケモンGoはゲームに関心がある層、かつて関心があった層への訴求力がばつぐんなのは語るまでもないし、先に海外で盛り上がりを見せたことからゲームに関心がなかった層にまで「触ってみようかな」と思わせる力がある。例え触ってすぐに辞める人が多かろうと、ポケモンGoだけで終わってしまう人が多かろうと、それでもいい。その中の一定の人はゲームに興味をもってくれるかもしれない。いや、ポケモンGoの話題で話せるというだけでもうれしい。だから触ってもらえるというのは大変いいことだ。どんな優れたゲームでも、やっぱり1人でやるのは寂しい。今の時代、探せばゲーム好きのコミュニティはすぐに見つかるだろうが、僕は身近な人で同じ趣味の話ができる人が欲しいよ。かつて僕がやっていたNiantic LabのIngress、ポケモンGoのような陣取りゲームで世界中で人気が出たが僕の周りでやっている人は皆無だった。周辺地域で1人レベル8となった僕だけど、愛車のエスケープくんだけを相棒にポータルを渡り歩くことには一抹の寂しさがあった。ポケモンGoはもっと周りとエンジョイできるんじゃないか。かつてポケモンをしていた人、隠れたゲーマー、話題性にひかれた人、いろんな人がポケモンGoをプレイして盛り上がればきっと楽しい。長くなったけど、僕はポケモンGoをきっかけにいろんな人がゲームに興味を持ってくれればなと期待する。ゲーミングは楽しいよ。