WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

ムスコに会えない僕の両親

ムスコが産まれてそれなりに経つ。嫁さんの実家が割と近いこともあり、あちらの御両親はムスコと顔を合わせることが多いけれど、僕の両親は未だにムスコとの対面を果たしていない。

原因は介護だ。(僕の)祖母の看護で実家から離れられない…父にムスコ訪問の予定を尋ねるとといつもこの回答が帰ってくる。確かに祖母は高齢で大きい病気も抱えている、もう1人で出歩くこともほとんどなく、外での移動は車椅子だ。だけど年初の帰省時に僕が見た感じでは、家の中では立って歩くし飯も僕と同程度に食べ日本酒もガンガン飲む、話を始めれば数時間とまらない。少なくとも直近に何かが起こる、というのは無いように思う。親戚の看護師からも1年内にどうこうなるような状態ではない、とのお墨付きだ。

そんなわけで2~3日くらいは祖母を施設なりに預けて孫の顔を見に来ればいいじゃないかというのが父のムスコたる僕の意見だ。だって可哀想じゃないか、初孫なのに。だけどこの意見は受け入れられることは無かった。家族を他人に預けるのか!?と強く咎められたのだ。僕ではなく父が、他でもない祖母に。

たとえ施設があったとしても、お金があったとしても、本人が拒否していると預けることは難しい。よしんぼ預けて僕の家に遊びにこれたとしても後に関係悪化は免れない。そこを割り切って行動できる一つなら良かったかもしれないが、僕の両親は良くも悪くも人が出来ているのでそのような行動には移れない。祖母を連れてのロングトリップという選択肢もあるけれど、それは祖母やもてなす側の僕らを含め相当ハードな旅になってしまうだろう。というか、これも祖母に却下を貰ったらしい。

介護がいかに難しい問題か、歳とともに実感することが増えた。おとなになるってかなしいことなの。せめて僕ら家族が実家の方に伺えられればいいけれど、夏の大移動は乳幼児湿疹が酷いムスコにとって酷であり、なにより僕の仕事は無限にある。普段苦労している両親にムスコの顔を見せてやりたい、その方法としてしばらくは祖母の心変わりを期待することしか出来ないのは悲しいことだね。