プリトヴィッツェ湖群国立公園の自然美を全身で体感した僕たちはホテルのあるスプリットへ向かった。スプリットは都会であり、大型スーパーマーケットで親族友人向けのお土産を大量購入、ついでにクロアチアのお菓子やアイスも購入して、部屋で楽しんだ…というのが前回までのお話。
朝を迎え、いつも通り朝食バイキングで栄養を補給を済ませた僕たちは港町トロギールへ進路をとった。
どこの朝食も大体おいてあるものは一緒。わっちは林檎が大好きなので毎食食べてた。
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古都トロギール
アドリア海に面したトロギールは紀元前3世紀から続く歴史に満ちた町だ。古代ギリシャ、古代ローマ、ヴェネツィア共和国などの支配下にあったことでそれらの文化を色濃く残しており、様々な時代・様式の建造物を見ることが出来る。僕は建築には明るくないのが残念だが、ヨーロッパの建築に興味がある人ならば興奮ものなんじゃないかと思う。
こういう洗濯物の干し方って海外っぽいよね
海沿いのオープンカフェでワインをやりながらのんびりしたかった、実際は歩き回ってばかりだったが
スプリット ディオクレティアヌス宮殿
トロギール観光を終えた僕たちは再びスプリットへ向かう。
スプリットはローマ皇帝のディオクレティアヌスが引退して隠居するために宮殿を建てたことが都市の始まりだそうだ。隠居するのに宮殿を建てるのか…という感じだけど、皇帝ってやっぱり凄いんだな。ということで宮殿へ向かう。
人が多い(小波感)
昔はこんな感じの宮殿だったとのこと。上の写真で見える外壁はこの図でいうと海に面してるとこの外壁らしい。
ここの凄いところは宮殿が人が立ち入れるレベルで保存されているだけでなく、その中で商売やってる人たちが集まって商店街みたいになっていること。ディオクレティアヌス帝は自分が最期に過ごした場所がこんな形で現代まで残っていると考えただろうか。
宮殿内へ…
ディオクレティアヌス帝の没後は窓までゴミがはびこるような状態が何世紀も続いていたらしい
外縁部から中に入ると、そこには沢山の店が立ち並ぶ活気あふれる街だった。若干迷路じみている。
この花はいたるところで咲いてた
背景がボケないのはレンズがしょぼいから…
遠くに見えるはグルグール ニンスキの像。足を触ると幸せになるとかで人だかりができている。僕も触った。
昼食
配達の兄さんがケツ向けてる写真しかなかった
サラダ。胡麻ドレッシングが恋しい
魚のトマト煮と言えばいいのか。あっさりして日本人に優しい味。珍しく芋が出なかった。
ケーキのようなアイスのような不思議なデザート。とろけるようなサクッというようなよく分からない不思議な食感で絶品!
ドゥブロヴニクへ!~途中ストンにて夕食
昼食後、僕たちは最後の観光地であるドゥブロヴニクに向かうためバスに乗り込んだ。ここからドゥブロヴニクまでは約5時間…というわけでまたしても飯だ。
途中の休憩時に色々とってるんだぜ
ストンに到着
豚の丸焼きがくるくる焼かれてた。モンハンかな?
いたるところにある城壁は幾度となく戦乱に巻き込まれたことを思わせる
小道を入り奥に進むと、レストランがあった。夕食の時間である。
僕くらいになると海外でもためらわずに牡蠣を食べる
イカをガーリックで炒めた感じのもの、簡素に見えるが非常においしい
フルーツを煮たデザート。優しい甘さ。
夕食を終え店を出た僕たちはバスへ向かう。ストンはあくまで食事のために立ち寄った町であり、特に観光の予定はない。ちょっともの悲しい気もするが…
赤ちゃんがプラプラしてた、かわいい
派手さはないけど、のんびりした感じのよさげな町だった
ドゥブロヴニク
途中ボスニアヘルツェゴビナを一瞬経由しつつ、僕たちを乗せたバスはドゥブロヴニクへとたどり着いた。ここが旅の終着点。ジョジョ3部でいうエジプト。
ホテル ドゥブロヴニクパレスは今回の旅で最高ランクの☆☆☆☆☆ もう二度と泊まることは無いクラスかも
流石に部屋は綺麗
洗面所も綺麗だ、水回りはまぁまぁ
快適な部屋と綺麗な夜景を見ながら僕と嫁さんは明日への期待を膨らませる。明日は最後にして最大の見どころであるドゥブロヴニク観光。まだ旅の思い出を振り返るのは早い。僕たちは明日を夢見ながら、眠りについた。
この旅の写真はE-PM2で撮ってます。
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