WICの中から

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もうみんな三十路なのか…誕生会で感じる哀愁

今日は同期の生誕祭をやってた。今回の生誕祭は過去最大スケール(プレゼント的な意味で)、というのも対象者が30歳になるからだ。今年度はストレートで就職した同期が30歳になる年であり、3月も終わろうとする今、僕らの世代は高専卒などを除き全員が30代に突入したことになる。

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洗濯機を氷水で満たして酒を冷やすスタイル
 

 

生誕祭は同期誰かの誕生月に毎回開催されてきた。お金ではなくアイデアや企画で勝負するプレゼント、西友による24時間無限バックアップの飲料、最後はマージャンで〆…というのがかつての流れだった。決して健全ではなかったが、学生の時のノリを引き継いで騒げる貴重な場であり、友人達と飲み騒ぎするのはやはり楽しい。入社してしばらくはみんな寮住まいだったり会社近くでルームシェアしてたりと集合も容易であり、生誕祭以外でも気軽に集まってワチャワチャやっていた。僕は大学も地元も職場から遠く離れた場所にあり、昔の友達があまりこちらにいなかったので今の同期達に大分救われてたのかもしれない。
 
月日の流れとともに、ある同期は遠い地に異動し、またある同期は結婚し、そしてみんな等しく年を取った。かつて飲むだけ飲んだ後でもマージャンに興じていた者も寝落ちするのが早くなり、身を固めた者は早めに帰宅するようになった。これは別に悪いことではなく自然な現象だとは思うが、三十路生誕祭という響きもあって哀愁を感じてしまう。そうだよなー、僕も酒に弱くなったような気がするし、みんな家庭を持っておかしくない歳だ。自分以外の物事が次第にウェートを占めてきているんだろう。今が悪い訳では無いが、もう昔のようなハッチャケた会を行うには体力が不足しモラルが出来すぎてしまった。老化というのは悲しいので、これは変化と言おう。人間は年とともに変化する。昔楽しかったことが将来にわたり楽しめるわけではない。その時・場所・状況に合った楽しみ方をするようにシフトしていくもんなんだな。
 
ただ、この年になっても同期の誕生日を祝ってくれる存在があるというのは貴重でありがたいことだと思う。前職では辛いこともあったが、いまの同期達に出会えたのは僕の人生の宝だ。だから飲みの席でこのブログを晒すようなことをされても僕はキニシナイ。コンゴトモヨロシク!