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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

キツイ…30を超えた男たちがただマージャンをするだけだった一日

「月曜は暇か」

最近買い換えたXperia Z5に前職の同期からLINEの通知が届く。嫁さんは出産のため実家に帰っており僕は1人。スプラトゥーンでS+になるというライフワークがあるが人脈は宝だ、僕は即座に「暇」と返信。サラリーマンはいつだって即断即決だ。

 

僕らの中で”暇”という言葉が交わされるとき、それはあるものの開催を意味する。「11時に集合」”暇”と答えたであろう4人でグループが作られる。時間だけ決めてそれで終わり。僕たちに場所の連絡は必要ない。

 

月曜午前11時、僕は発展著しい武蔵小杉駅に立っていた。否、目的地に向かっていた。行先は【ヒャクジャン 武蔵小杉店】、僕たちの集合場所であり憩の場、そして戦場だ。そう、僕たちは麻雀をするために集まるのだ。3連休の最終日に、30代にもなる男4人で昼から麻雀。退廃的な感じがたまらない。

 

駅周辺のにぎやかな通りを駆け抜け、怪しい雰囲気漂う古いビルに入り階段を4階まで駆け上がる。ヒャクジャンは9分/100円で遊ぶことができるコストパフォーマンスに優れた店で、食べ物の持ち込みも自由だ。武蔵小杉というタワマンがガンガン建ちまくっている、庶民には厳しい土地でそんな激安商売をするのだから多少不便な土地なのはしょうがない。

 

午前11時5分。3連休最後の日を有意義に過ごしたい男3人が、雀卓にて既にスタンバイしていた。配牌も終わっている、ギリギリ間に合った。なかなかいいタイミングじゃないか。社会人は時間に厳しい。11時集合は11時スタートを意味する。もう少し遅れていたら僕は自動ツモ切りマシーンと化し、友人たちは容赦な和了るだろう。僕たちは日本人であり中堅に近づくサラリーマン、ルール順守は最も得意とするところだ。

 

牌をあげ、洗牌し、コーヒーを一杯。そこそこ整っているな、調子が良さそうだ。牌を切りながらルールを確認。とはいえいつものメンバーが集まればルールもいつものルールになる。東風か半荘かだけを決めればそこで終わり。アリアリ赤入りチップなし。僕の手牌も赤入り。カンチャンを早々に鳴いてタンヤオドラ2の和了。東風は早さ重視、綺麗な手なんてクソくらえ。

 

麻雀のいいところは顔を合わせながらのんびりうてること。久々に集まった友人たちとはアップデートする情報も多い。情報通信の手段が発達し、LINEで容易にやり取りができる時代に合っても対面コミュニケーションは有意義だ。何気ない近況報告からはじまり、ちょっとした脇道をしたり、くだらない話で笑ったり、他の人の話に派生していったり…プレイ時間が長いため沢山の話ができる。

 

今日集まった4人は全員会社同期ではあるが、そもそも入社時点では知り合いではなかった。その出会いはやはり麻雀。もともとの共通の知り合いに呼ばれて同卓し、会話をしながら楽しく打てれば、それでもう友人だ。僕が社会人になって以降知り合った友人はこの経緯で仲良くなった者がほとんどじゃないだろうか。麻雀を覚えておくことは僕の人生をちょこっと退廃的にしたけど、それを補って余りあるほどモノを僕に与えてくれている。みんな、麻雀はいいぞ。

 

閑話休題。今日の麻雀も非常にドラマティックだった。

2枚切られているカンチャン待ちでオープンリーチにかけるオーラス。(追っかけられて振り込んだ)

4順にして發・中を鳴いて白が重なるのを待った起親。(揃わないまま流局)

3順にして3人からリーチをかけられたトビ寸前の局。(お互い振り込み合ってセーフ)

8種8牌から起死回生の国士狙い(4順で北枯れ)

最後のオーラス、デバサイの3900による僅差のマクり…

全てはここに書ききれないほど、濃密な時間だった。

 

充分に満足し店を後にしたのが19時前、昔は徹夜してやってたが最近は長時間やるとキツイ。これが歳をとることかと思わずにはいられない。しかし麻雀は楽しい。長時間座るのはきつくなってくるかもしれないが、頭さえはっきりしていればいつまでもできる遊びだ。今日も周りの卓には僕らを含めいい年をしたオッサンたちが麻雀に興じていたが、あれはあれで1つの有意義な休日の過ごし方ではないだろうか。休日はリフレッシュするもの、それはリア充的な旅行やスポーツのみから得られるものではない。インドアでゴソゴソやってても楽しいものは楽しいのだ。ちなみに本日は+90、大勝とは言わないまでもいい感じに楽しめた。勝てばリフレッシュ効果は倍プッシュ、明日から4連勤だが頑張る気が湧いてくる。負けた人には悪いが勝負の世界は厳しい、僕のプラス分だけマイナスを背負ってしまった彼らも気分を入れ替えて明日からの仕事をしっかりするように祈っている。