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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

アウトレットでテンションが上がらなくなった

今日は日曜日。嫁さんがご友人を家に呼びティータイムと洒落込むということで、ちょっと遠出してアウトレットモールへ行くことにした。決して家から追い出されたわけではなく、ちょっと買い物をして日本経済に貢献したくなっただけだ。

僕はアウトレットが大好き。色々なブランドが一同に集まっているので効率よく服を見て回ることが出来るし、在庫圧縮のために売られている商品はとってもリーズナブル。僕は値札に●%引きのシールが貼られていると興奮するタイプの人間で、大学時代に初めてりんくうアウトレットへ行った時は高揚感からかなり日本経済への貢献をしてしまった微笑ましい思い出がある。

そんなわけで電車を乗り乗りアウトレットへと辿り着き、Uアローズやらナノユニバースやらをチラ見。大学のときから見るブランドが変わらないのは自分がまだ若いと思い込みたい故か、あんまり可処分所得が増えていないからか。たぶん両方。

めぼしいブランドを一通り回った所で戦利品は0。何故か。欲しいと思える服がないからだ。いくつか回れば一つくらい欲しいものもあるだろうと思っていたが、そういえばかつて感じていたようなエキサイティングな感情が湧いてこない。30%引きはもちろん、50%引きも、70%引きでさえも、僕の心には響かない。何故か。

1つ思い浮かんだのは男ものの服のバリエーションの少なさ。女性ものは毎年あたらしい種類の服が流行る。ガウチョパンツだったり、レギンスにキュロットスカート、白パンツとか。流行色もしっかり考慮しなければいけないので毎年のコーディネートの変わり方が顕著で、ちょっと前の服装でもすぐに流行遅れになってしまう。だからか、女性ものに目を向けると毎回新鮮な印象を受ける。それに引き換え、男物の移り変わりは少ない。コート丈の長短は流行に波があるし、夏のパンツとかは毎年丈が上がって行っているが、ジーンズやチノパンにシャツ、ジャケットといった王道コーデはだいたいどの時代にも通用する。色も女性ほど種類がなく黒白グレーにネイビーあたりの無難な色が人気、ガラもボーダーにチェック、ストライプなど定番ものが多いので、あまり変わり映えを感じない。これはアウトレットに限った話じゃないんだけどね。そんなわけで、服を見に行っても「なんかこんな感じの持ってるんだよな」となってしまい購買するモチベーションが湧かないのだ。

あとは単純に服に対する興味が薄れてきたかなと。大学の頃は総合大学だったのもあり、チェックシャツ理系ボーイだけではなくリア充大学生や同じ年代の女性があり、服装を考える張り合いがあった。(完全に自己満の世界だったけど)それに引き換え、今の職場。僕は機械設計者、周りも開発職の面々であり、その男女比は大きく偏る。何が男女平等だ、この職場にいるのはチェックシャツ理系エンジニアばかり。この状況で服に力入れてどうするのか。良い服を着ていっても見せる相手がいないし、ガシガシに工作する機械系の人間は服に対して汚れや破損のリスクもつきまとう。平日の服装に力を入れる合理的な理由が無い。休日はどうか?結婚する前はデートのために頑張ったりしていたが、結婚してからは気合いの入り方が減った気がする。これはしょうがないと言いたいが…ちょっと待てよ。最近は昔に比べて同じような服を着ていることが増えたねと、このあいだ嫁さんに言われたな。「私のこと異性と認識してないでしょ」、遠回しにそういったんじゃないか。こんなことだから、今日は家から追い出されたんじゃないか。

そう認識した僕はシャツとニットを購入した。これでいい。見た目が人に与える印象は大きい、それは初対面のみならず、近しい人についてもだ。来週はこの服を着て、二人外出しよう。服装は礼儀、リスペクト。自己満足のためだけに服を着るのではない。アウトレットは昔のように僕を燃え上がらせることはなくなったが、今後も生活必需品の調達場として、末永くおつきあいしていきたい。