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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

ソシャゲに砕かれた僕の座席


退勤時、始発駅にて電車を待っていた。一本前にも乗れたが、帰宅に数分の差しかないなら座って帰りたい…それが残業上がりのサラリーマンというものだ。僕は前から三番目、前はおじさん、その前もおじさん。

やがて時は流れ電車がやってきた。開くドア、ぞろぞろ降りる乗客、二手に分かれる待機客の列。時折フライングして社内になだれ込むヤツらがいるが、どうも我々の対の列がそういう類の輩らしい。なんという自己中心な…それに対してこちらの列の先頭の穏やかなること、社会人たるものこうでなくては。

しかし事件はこれからだ。乗客が降りた後も先頭のおじさんは動かない。動けおじさん、なぜ動かん!動かざること山の如し。帰宅電車でそれは完全に戦術ミス。フライングした反対の列だけでなく、左右の扉からも我先にと座席になだれ込む待機客。良き社会人たる僕は列を抜かすことが出来ず、おじさんの動向を見守るのみ。何をやっているんだ、おじさん…

パ、パズドラ…。おじさんはパズドラに夢中だ。僕の中に吹き荒れる怒り、ポケモン対戦にて状態異常で行動できなかった時に抱く、どす黒い感情。結局おじさんは最後の座席をちゃっかり確保して、僕も僕の前のおじさんも電車一本見逃した上で席を確保できず。敗北、負け犬、死んだ目をした魚。僕は結局スタンディングポジション。二番目のおじさんは苛立ちを露にして列の先頭にリターン、次こそは座席を確保してくれることを僕は切に願った。

非常に文句を言いたいが、僕は良き社会人…ぐっと抑える。それなりに人生を生きていると、こんな事は一度や二度ではない、三度目だ。だから先頭おじさんを憎むこともしない。罪を憎んで人を憎まず。悪いのはソシャゲ。パズドラだ。多くの人からガチャで吸い上げ、僕の座席も吸い上げ…許されざるよ。けど僕がこんなネットの片隅で何を言ったところでガンホーにも社会にも何一つ影響は与えられない、パズドラも衰退しつつ、それでもなお人から金と時間を吸い取り続けるのだろう。だから頑張って先頭おじさんからも毟ってくれ、あの頭のように…という言葉を持って、今日の日記の締めとさせていただく。