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WICの中から

機構設計者が株式投資や育児に奮闘するblog

会社の飲み会は参加するメリットが多い

労働

飲みニケーションという言葉があった。飲み会を通して職場の人達と親睦を深め、仕事が円滑に進むようにしよう!というものだ。労働者の権利が叫ばれる近年、会社の飲み会はアルコールハラスメントとのレッテルを貼られて開催率、参加率ともに下火になっていると思われるが、僕はあえて参加することをオススメしたい。

断っておくが、僕は社畜ではない。愛社精神はあるが、僕の人生の主役は僕だ。会社よりも自分や家族、あと時には友人を優先することもある。あとアル中でもない。晩酌などしないし、飲み会くらいでしかアルコールをたしまない、至って健全な人間である。

temcee.hatenablog.com


比較的人との関わりが少ない開発職の僕でも、必ずほかの人と関わるタイミングがある。仕事の依頼、情報交換、相談…その関わり方は様々だ。自分と同じ部署、席が近い人などは勤務時間中にある程度のコミュニケーションが取れるだろう。しかし他の部署の人となると、そう簡単にコミュニケーションが取れない。業務時間中、わざわざ離れたところまで用もないのに出かけるなんてことは、僕の愛社精神と良き社会人としての精神が許さない。ということで、そういった人と他に親しくなるにはプロジェクトキックオフや打ち上げなどで他部門も混じった飲み会をやる時くらいである。前の例は僕の場合だが、仕事で絡みがあるけどそんなに話す機会が無い、そんな人々との交流の場は積極的に出るべきだ。お互い気心が知れていた方が仕事の依頼その他に対して気軽にやり易い。また、自分の顔を他の部署に売り込むことが出来る点でも有用だ。


普段の部署での飲み会はどうだろうか?新・忘年会や歓送迎会に出ないのは僕からすると心象が悪い。こういった心象の悪さを仕事に持ち込むのはダメだが、人間は完全に合理的な存在ではなく、感情がある生物だ。同じような優先順位の依頼を受けたなら仲が良い同僚や上司からの依頼を優先するし、こちらからの依頼も優先されやすくなる。飲み会だけでそのような関係を築くことができるかは断言できないが、飲み会に行かないよりも行く人の方が周囲との人脈を築きやすいのは確かだろう。上司にしても気軽に仕事を依頼できる方に色々と仕事を頼みたくなるのが人情だし、その仕事をこなしてくれる方に高い評価がつくのは、僕としては致し方ないと思っている。僕が今まで見てきた中で、仕事が極端にできる人、できない人というのはどちらもわずかで、同じくらいの職級の人は多少の差はあれど、そこまで大きな能力差は無い。その場合に評価の差として周りとの人間関係が関連してくるのは致し方ない、そこをうまくやるのも一つの努力の成果なのだから。逆に言うなら、そういう評価に不満を抱かず、周囲からとっつきにくい人間だと思われていいのならガンガン休めばいい。そういう存在が周りにいれば相対的に自分が良く見えるので、こちらとしてはプラスになるので都合がいい。


そもそも新・忘年会なんて年に1回ずつだ、歓送迎会もそう頻繁にあるものではないだろう。それすら出席できないのはなぜだろう。自分の部署の人との人間関係が嫌なのか、お金と時間の余裕がないんじゃないかと思う。仲の良くない人と飲むのは楽しくないが、周りに苦手な人しかいないというわけではないだろう。え?苦手な人しかいない。それならさっさと他の部署なり会社なりに移った方がいい。職場で過ごす時間は長い、人間関係の悪い職場に長くいると心が死んで人間じゃなくなってしまう。幸い最近はアルコールハラスメントに敏感な世の中なので、ガンガン飲んで倒れて上司や同僚を訴えよう。上司同僚が懲戒になるか、自身が放流されるか…どちらにせよ辛い職場からおさらばだ。全部アルコールが悪い、飲み会は万能だ。僕は責任をとれないし、絶対にやらないけど。また、お金と時間の余裕が無い場合も生活を見直してみた方がいい。1次会のみだと時間にして2時間、予算は4000円程度、毎週となると厳しいがたまに行われる行事としてはそこまで負担になるものではないだろう。


ちなみに「帰りにちょっと引っかけようぜ」的なお誘いに関しては、僕はどっちでもいいと思ってる。まぁこうしたお誘いが来る時点で相手とは親密な仲だろう。飲みたいなら行けばいいし気分じゃなかったり予定がある場合は丁重にお断りしてもいい。上司からのお誘いの場合は、僕だったら積極的に参加するかな。上に挙げたように上司との仲を良くするのは仕事や承認のハードルを低くできるという点で有効だ。それに上司は自分より経験や知識が豊富で仕事のみならず、プライベートにおいても役立つ知恵を持っている。そうしたことを気軽に相談できる場というのは貴重だ。ただ、頻度によっては断っていい。プライベートは言うまでもなく大切。アンオフィシャルな飲み会は断ったからと言って角が立つことはないだろう。それを表だって根に持つ人がいるならば、そういう存在とは距離を置いておけばいい。


以上に書いたように、僕は良好な人間関係を保つことに重要性を感じている。飲み会は会社の行事・イベントの類でそういう意味では仕事の延長みたいなものだ。お金と時間をかけて気を使うなんてアホらしいというが、人間関係を保つための維持費と割り切って参加した方が利点は多い。外国ではどうあれ、ここは日本で周りは日本人だらけだ。根っこでは相手と強調する文化があり、そのためにある程度個人の自由が縛られるのも止む無しの島国精神がある。ダイバーシティがもっと受け入れられれば飲み会の効果もどんどん減っていくだろうが、ひとまず今時点では飲み会の持つ力は馬鹿にはできない。